2009年Taxに必要な書類が、いまだに届いていない、といらいらする人も多いでしょう。
Form W-2は一月下旬までに、雇用主が従業員に出さなければいけません。
しかし、Financial InstitutionやStock Brokerageが出す1099-B, 1099-DIVなどは、2月16日に期限が延長となっています。
もう少し、お待ちくださいね。
ダラス地域在住の日本人Tax Adviserによる、アメリカの個人タックス リターンについての情報をお伝えします。 近年は、日本にこられた研究者、日本にお住まいのアメリカ国籍を持つ方のファイリングを請け負うことが多くなりました。
2010年2月5日金曜日
2010年2月4日木曜日
2009年のTax Filingの準備
一月下旬からTax Filingのピークを迎えています。 子供二人の世話に犬の世話、と毎日ひーこら言いながら、Officeに向かいます。 Officeでは、お昼を食べる余裕もありません。
この時期は、Refundを求めてくる人たちでオフィスが満員になります。 お客様待合所では、30分以上待つ方も沢山います。 この時期は、予約をしていただいたほうが、懸命でしょう。
さて、オバマ大統領が就任されてから、Individual Tax でも新しい法律が次々と出されました。
ここでは、本当に簡単に。
2009年のTaxをされる場合には、以下の情報をまず確認してください。
1. Making Work Pay Credit
独身、一親家庭では、$400、夫婦合算では、$800のCreditがあります。 但し、収入が一定額以上になると、もらえなくなります。
但し、Social Security Payment, Supplemental Social Security Payment、Veteran's Benefitをもらっている方は、一年前ほどに$250のチェック、又は銀行振り込みがあったはずです。 この場合は、受け取った$250は引かれます。 $400-$250=$150のCreditとなります。
$250を受け取ったかどうかは、本人がSocial Security Administrationに問い合わせるか(かなり待たされます)、ご自分の銀行Statementをチェックしてください。 $250が支給されたのは、2008年11月から2009年春頃までだと思います。(昔のことで覚えていない人が多いでしょう。)
2. Sales Tax on new car
2009年2月17日以降に新車(中古車はだめ)を買われた方で、Standard Deductionを取られる方は、新車購入時のSales TaxをStandard Deductionに加算できます。 但し、収入が一定額を超える場合と、車の値段が高い場合は、このDeductionには制限があります。
3. Property TaxのStandard Deductionへの加算
家を現金で買われたり、Mortgageの支払いが終わっていたり、MortgageとProperty Taxを足しても、Standard Deductionのほうが多い場合は、Itemized Deductionできない場合が多いのです。 しかし、2009年Taxでは、Property Taxを2009年内に支払っている場合、Standard Deductionに、一定額($500など)を加算することが可能な場合があります。
なので、Tax Filingには、2009年以内に支払ったProperty Taxの情報をご用意下さい。
Property Taxの情報は公開情報です。 家のあるCountyの「Tax Assessor」のオフィスに電話すると、教えてもらえます。
但し、2009年のTaxを2010年一月に支払った場合は、2009年のTaxには使えません。 「どの年のProperty Tax」ではなく、「どの年に支払ったか」がDeductionを決めます。 多くの人がこの点で間違ってしまうことが多いのです。
4. Earned Income Credit
1960年代に始まった、福祉Creditです。 年収がある一定以下の場合に、政府から支払われます。 但し、Social Security Numberを持っていないと申請できません。 他にも厳しい条件がありますので、詳しいことは、Tax AdvisorかIRSのWebsiteを見てください。
2008年のTaxまでは、子供は2人までしか申請できませんでしたが、2009年のTaxより、3人に拡大されました。 他の面でも、拡大されています。
Tax Filing時には、お子さんのSocial Security Numberをご用意下さい。
他にもありますが、この時期にファイリングをされる方は、少なくとも上記をチェックして、必要であれば準備してください。
この時期は、Refundを求めてくる人たちでオフィスが満員になります。 お客様待合所では、30分以上待つ方も沢山います。 この時期は、予約をしていただいたほうが、懸命でしょう。
さて、オバマ大統領が就任されてから、Individual Tax でも新しい法律が次々と出されました。
ここでは、本当に簡単に。
2009年のTaxをされる場合には、以下の情報をまず確認してください。
1. Making Work Pay Credit
独身、一親家庭では、$400、夫婦合算では、$800のCreditがあります。 但し、収入が一定額以上になると、もらえなくなります。
但し、Social Security Payment, Supplemental Social Security Payment、Veteran's Benefitをもらっている方は、一年前ほどに$250のチェック、又は銀行振り込みがあったはずです。 この場合は、受け取った$250は引かれます。 $400-$250=$150のCreditとなります。
$250を受け取ったかどうかは、本人がSocial Security Administrationに問い合わせるか(かなり待たされます)、ご自分の銀行Statementをチェックしてください。 $250が支給されたのは、2008年11月から2009年春頃までだと思います。(昔のことで覚えていない人が多いでしょう。)
2. Sales Tax on new car
2009年2月17日以降に新車(中古車はだめ)を買われた方で、Standard Deductionを取られる方は、新車購入時のSales TaxをStandard Deductionに加算できます。 但し、収入が一定額を超える場合と、車の値段が高い場合は、このDeductionには制限があります。
3. Property TaxのStandard Deductionへの加算
家を現金で買われたり、Mortgageの支払いが終わっていたり、MortgageとProperty Taxを足しても、Standard Deductionのほうが多い場合は、Itemized Deductionできない場合が多いのです。 しかし、2009年Taxでは、Property Taxを2009年内に支払っている場合、Standard Deductionに、一定額($500など)を加算することが可能な場合があります。
なので、Tax Filingには、2009年以内に支払ったProperty Taxの情報をご用意下さい。
Property Taxの情報は公開情報です。 家のあるCountyの「Tax Assessor」のオフィスに電話すると、教えてもらえます。
但し、2009年のTaxを2010年一月に支払った場合は、2009年のTaxには使えません。 「どの年のProperty Tax」ではなく、「どの年に支払ったか」がDeductionを決めます。 多くの人がこの点で間違ってしまうことが多いのです。
4. Earned Income Credit
1960年代に始まった、福祉Creditです。 年収がある一定以下の場合に、政府から支払われます。 但し、Social Security Numberを持っていないと申請できません。 他にも厳しい条件がありますので、詳しいことは、Tax AdvisorかIRSのWebsiteを見てください。
2008年のTaxまでは、子供は2人までしか申請できませんでしたが、2009年のTaxより、3人に拡大されました。 他の面でも、拡大されています。
Tax Filing時には、お子さんのSocial Security Numberをご用意下さい。
他にもありますが、この時期にファイリングをされる方は、少なくとも上記をチェックして、必要であれば準備してください。
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